人気ユニット「GReeeeN」が新曲「歩み」のCD(28日発売)に合格祈願鉛筆を付け、全国の受験生を応援する。メンバー4人は歯科医師を目指しながら学問と音楽活動を両立させてきた経緯があり、企画した。23日に出場校が決定する第81回選抜高校野球大会ではヒット曲「キセキ」が入場行進曲に選ばれている。
鉛筆は「合格」にちなんで断面を五角形で製作。「よし、行ってこい」とメンバーからのエールが刻まれ、初回限定盤(10万枚)用の10万本を、東京・渋谷区東の氷川神社でおはらいした。
♪いつかは咲かす大輪の花…。新曲は夢へ向かって努力する人に送る応援歌。メンバーは直筆で「振り返ってるヒマはナイ」と受験生に向けたメッセージを絵馬に書き込み、同神社に奉納した。
来月にはメンバーのうち、navi(28)とSOH(27)が歯科医師国家試験に挑む。CD発売時期は2人にとっても追い込みの時。全国の受験生と一緒に努力の「歩み」を止めず、合格を目指す。残りの、HIDE(28)と92(くに、26)は昨年合格している。
昨年6月にはアルバム「あっ、ども。おひさしぶりです。」を音楽業界初の試みとなる学割で発売するなど、デビュー以来、学生を応援するスタンスを徹底。年明けの時期には必ずメッセージ性の強い応援歌を発表している。それが若い世代から熱烈に支持される要因の1つだ。
「歩み」はユーキャンの通信講座のCM曲に起用され、元日から先行配信された携帯電話の着うたは22日までに50万ダウンロードを突破。大手配信サイト「レコード会社直営♪サウンド」のデータでは、配信以来、21日付までデイリーチャートで1位を記録し続けている。昨年の「キセキ」に続く大ヒットになりそうな曲だ。
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1月28日(水)発売のGReeeeN通算9枚目のシングル「歩み」初回盤特典として、合格祈願の想いを込めた“お祓い済み”グッズのプレゼントを実施する。
初回限定盤には、「歩み」のプロモーション・ビデオに別の編集を施した短編映像作品「歩み~いざ、なりたい自分へ~」を収録したDVD付き。さらに先着購入特典として、2009年合格祈願「よし、行ってこい!!!」エンピツをプレゼントする。
このエンピツは、“合格”の願をかけた「五角エンピツ」で、今回のために独自に制作された特注品。エンピツは通常六角形だが、合格=ゴ~カク=五角とかけて特別に「五角エンピツ」を10万本制作した。さらにはメンバーたっての希望により、この「五角エンピツ」10万本に渋谷氷川神社において、合格祈願の“お祓い”を正式に行なった。またその際、全国の受験生の合格への願いを込めた、メンバー直筆による絵馬も同神社に奉納した。
GReeeeNといえば、昨年発売された2ndアルバム『あっ、ども。おひさしぶりです。』で、音楽業界史上初の試みとして、【学生向けめちゃ得商品】(=学生さんが少しでも手に取りやすい商品をと考え、価格設定された初回限定盤)を企画、大きな話題を呼んだことも記憶に新しいところ。今回は業界史上初ともいえる試みで若者にエールを送る。
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7人組ダンス&ボーカルユニットEXILEが、岸谷五朗(44)寺脇康文(46)が主宰する演劇ユニット、地球ゴージャスとタッグを組む。同ユニットの最新作「星の大地に降る涙」(6月20日~7月26日、赤坂ACTシアター)に、EXILEの新曲が舞台主題歌として流れる。チケット発売時期の3月末から放送される公演のテレビCMにはこのEXILEの新曲が流れ、舞台では岸谷ら出演者が同曲を歌うという。
地球ゴージャス公演は95年にスタートし、今回が10作目。7作目の「クラウディア」でサザンオールスターズが主題歌を書き下ろし話題になった。EXILEのリーダーHIROは06年の同公演を観劇し、岸谷と意気投合。07年の「AAAイベント」で岸谷とEXILEで「ゴロザイル」を結成したり、アニメ「エグザムライ」で岸谷がHIRO役の声を務めるなど交流を深めている。10作目の記念公演に岸谷がEXILEに主題歌を依頼した。
岸谷は「エンターテイナーEXILEとコラボする演劇は必ず大きな力を生む」、HIROは「エンターテインメントあふれる舞台に音楽を通じて参加できて光栄」と話した。
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「高良光莉初出演CMでEXILEとコラボ」
08年ホリプロタレントスカウトキャラバンで、史上最年少グランプリに輝いた高良光莉(たから・ひかり=12)と、人気グループEXILEがコラボレーションする。高良がCM初出演するカプコンの新作格闘ゲームソフト「ストリートファイター4」の新CM会見が18日、都内で行われた。CM曲はEXILEの「THE NEXT DOOR」で小学6年生の高良は「EXILEファンの母が『会えるのかしら?』とはしゃいでいました」と笑っていた。
「EXILEのAKIRAが映画で初主演」
ダンス&ボーカルユニットEXILEのパフォーマーAKIRA(26)が、映画「父と子の絆(仮)」(園子温監督)で初主演することが15日、分かった。AKIRA演じる会社員と、がんで死を間近にした父との交流を描く。
AKIRAは06年にパフォーマーとして加入し、184センチの長身を生かしたダンスで存在感を発揮している。ステージでは長髪、ひげ面でアウトローなイメージだが、今回の映画では父の死を前に約束を果たそうとする心優しいサラリーマンを演じる。初主演の大役に「うれしすぎて、単刀直入にめちゃくちゃヤバイ! です。主演作品は夢でしたのでこみ上げてくるものがありました」と気合十分だ。髪を切るかについては「お楽しみです」。
園監督は「実直でおとこ気ある方。役者としての才能を開花させてみます」と期待を寄せる。AKIRAは07年に舞台、昨年放送のTBS系「Around40」で演技を経験。「役を生み出す苦しさ、演じる苦しさが、なんともやめられない。EXILEの活動もステージにたどり着くまでがすごく困難。それと同じで一瞬のためにかける思いや情熱がとても好き」と俳優の魅力にはまった。
メンバーのUSA(32)は、舞台で唐十郎の代表作「蛇姫様~わが心の奈蛇」(2月5~15日、ル・テアトル銀座)の主演に挑んでいる。今年のグループのテーマは「GENERATION」で、個人活動でも各分野で頭角を現している。AKIRAは「EXILEにガッツリおみやげを持って帰ってきて、EXILEを盛り上げ、その名に恥じることなく全身全霊、EXILEプライドを持って映画作品に携わりたい」と話した。